PS3 売る 前 に

PS3を手放す際に他人にデータを見られないようにする「初期化」と「フォーマット」についてです。 実際にやってみたので手順をレポートします。 Ps3japan.com で探検してみよう

PS3 売る 前 にやるべきこと?

PS3 売る 前 に

1. データを完全に削除して復元できないようにしたい場合は、「フルフォーマット」で初期化します。

PS3のデータを削除する初期化方法には、通常のクイックフォーマットとフルフォーマットの2種類があります。

クイックフォーマット → データを削除済みとしてマークします。 データに線を引くようなものです。 (あまり時間はかかりません)

フルフォーマット → 元のデータを上書きします。 データが見えなくなるまで黒塗りするようなものです。 (時間がかかります。)

2つのフォーマットの違いを説明すると、まず「クイックフォーマット」はデータそのものを削除するのではなく、データの上に削除したことを示すスタンプや線を追加するようなものです。

そのため、実際のデータはほとんど残っているため、復元ソフトを利用すれば簡単に復元できます。

一方、「フルフォーマット」とは、録画したデータを上書きし、意味のない情報(1111…など)を書き込んだり、復元ソフトを使っても読み出しが困難な状態で削除したりするものです。

このような違いがあるため、たとえば、フォーマットした HDD を自分で再度使用する予定がある場合は、クイック フォーマットを選択する必要があります。 ただし、処分したり他人に売却する予定がある場合は、悪意のある第三者がPS3内のHDDのデータを復元することを防ぐために、フルフォーマットを選択した方が良いでしょう。

2. フルフォーマットのデメリットと注意点

PS3 売る 前 に

クイックフォーマットとフルフォーマットの違いを説明すると、フルフォーマットが圧倒的に優れていることは明らかですが、フルフォーマットにもデメリットやデメリットもあります。

  • 時間がかかります(PS3では数時間)。
  • HDDに負担がかかります。

まず、クイックフォーマットはそれほど時間はかかりませんが、フルフォーマットはHDDの容量に応じて時間がかかります。たとえばHDDが120GBの場合は120GBの書き込みが行われるためです。

HDDに負担がかかるのもデメリットです。 HDDの全容量に書き込むため、長時間HDDがフルパワーで動作します。 それでHDDが壊れることはありませんが、PS3は古い機器なので、すでにHDDが酷使されていることが多いです。

古いHDDには故障のリスクがあり、このフォーマットによって壊れないとは言えません。

そのため、事前にお伝えしておきますが、HDDから日常的に異音が発生している場合や、何らかのHDDの異常が確認された場合には、一度クイックフォーマットを行ってから、再度フルフォーマットを行うことをお勧めします。 (フルフォーマット中にHDDが故障しても安心できるためです)

クイックフォーマットでデータが削除されたことを確認してください。)

3. PS3フルフォーマット手順

ここからは実機を使ってフルフォーマットする手順を紹介します。

まず、XMBメニューの一番左にある設定から「PS3を初期化する」を選択します。

「本当にPS3を初期化しますか?」と表示されるので「はい」を選択します。

こちらにも記載しておりますが、PlayStation Storeでコンテンツを購入した場合は、初期化手続きを行う前にアカウント管理から端末の認証を解除してください。

次の画面では「クイックフォーマット」と「フルフォーマット」のどちらかを選択する画面になるので、「フルフォーマット」を選択します。

所要時間が表示されますので「はい」を選択してください。

ここで表示される時間は約 28 時間 46 分なので、躊躇するかもしれませんが、実際には完了までに数時間、少なくとも一晩かかります。

しばらくすると残り時間が表示されます。 このPS3は40GBですが、3%の時点で残り3時間35分と表示されました。 ちなみに、比較的新しいPS3の120GBや250GBモデルの場合は10時間以上かかりますが、実際にはHDDの速度や性能が向上しているため、数時間程度で完了する可能性が高いです。

30% の場合、残りは 2 時間 34 分です。 30%で1時間あるので、100%になるまで合計3時間半くらいかかる計算でしょうか?

完了するまで待ちます。 新しいコントローラーを接続するための初期画面が表示されます。

なぜPS3の初期化が必要なのでしょうか?

PS3 売る 前 に

まず、初期化の手順を説明する前に、なぜ初期化が必要なのかを説明します。

現在の家庭用ゲーム機の多くは、インターネットを通じて世界中の人々と遊ぶことができますが、遊ぶためには個人情報を入力する必要があります。

したがって、この情報を譲渡する前に消去しないと、第三者が利用できることになります。 そのため初期化は必須と言っても過言ではありません。

逆に、個人情報を入力しないと、特定のことしかできなくなります。

したがって、オンラインでプレイしたくない場合でも、プレイするにはインターネットに接続する必要があります。

また、ゲームソフトに関しては店頭で購入するだけでなく、ゲーム機本体にダウンロードすることもできます。

つまり、ゲームソフトやセーブデータは本体内に残ることになります。

オンラインプレイをしなくてもセーブデータや音楽ファイル、さらには画像ファイルも残っているため、本体を譲る際には初期化が必要になります。

ゲーム機を手放す理由はそれほど多くありません。 ほとんどの場合、それは販売、廃棄、譲渡の 3 つのカテゴリのいずれかに当てはまります。

端末を売る場合は初期化をしないと買い取ってもらえませんが、それ以外の場合は初期化せずに手放してしまうとアカウントが悪用される可能性があります。

写真や画像データが流出する危険性がある。 アカウントが悪用されただけならまだマシかもしれません。 PS3ユーザーの中には、写真などの画像データを本体に保存している人もいるかもしれません。

そんな人が注意すべきは写真などの画像データの流出です。

例えば、携帯電話で撮った写真をPS3のホーム画面の背景に設定できるが、そのデータが保存されていると、次のユーザーが面白半分にネット上に流出してしまう可能性がある。

「うちのは壊れたから見ることもできない」と思って初期化せずに処分してしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

程度にもよりますが、軽微な損傷であれば簡単にデータを復旧できます。 もちろん、特別な技術やツールが必要ですが、それを悪用しようとする人々がまだ存在します。

ゲームがプレイできないほどの深刻な問題でない場合はリセットできるので、壊れているとわかっていても試してみる価値はあります。

もちろんPS3にも当てはまりますので、初期化の方法をしっかりと理解しておきましょう。

前置きが長くなりましたが、この記事の手順に従っていただければ簡単に初期化することができますので、ぜひご覧ください。

ただし、簡単とはいえ注意点もいくつかあるのでしっかりと確認してくださいね!

まとめ:

今回はPS3の初期化方法や形式の違いなどをわかりやすく詳しく解説させていただきました。

個人情報の漏洩が心配な方は、この記事を参考に形式の違いを理解し、安心して手放して、安心していただければ幸いです。